デュピクセント®(デュピルマブ)
慢性副鼻腔炎が重症になると、鼻茸(はなたけ)と呼ばれる炎症性のポリープが鼻の中にできることがあります(元首相が手術を受けた病気です)。鼻茸の形成にはインターロイキン(IL-4、IL-5、IL-13)などのサイトカインが関与します。医療用医薬品であるデュピクセント®(デュピルマブ)はIL-4・IL-13に対する抗体で、これらの働きを抑えることで鼻茸の形成・増大を防ぎます。
デュピクセント®(デュピルマブ)は1本数万円の高額な注射薬のため、通常以下のような医療費助成制度を活用しながら、2週間ないし4週間ごとに注射します(自己注射も可能)。
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好酸球性副鼻腔炎の確定診断を得て、難病認定を受ける
慢性副鼻腔炎は従来「蓄膿症」とも呼ばれ、病態は細菌感染を主体としたⅠ型炎症で、抗生物質が有効でした。近年、抗生物質の効かない難治性の副鼻腔炎が増加し、蓄膿症とは異なるⅡ型炎症(白血球の一種、好酸球が主体の病態)であることが判明し、「好酸球性副鼻腔炎」と名付けられました。好酸球性副鼻腔炎は指定難病の一つで、血液検査、副鼻腔CTで臨床診断し(JESREC score)、生検・手術による病理組織検査で確定診断します。診断が確定し、難病申請が認定されれば、医療費の助成が受けられます。
難病申請(新規・更新)の書類(臨床調査個人票)は当院で作成可能です(院長は難病指定医です)。
指定難病
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000084783.html
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高額療養費制度を利用する
医療費の自己負担額を一定額におさえる制度です。
高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/
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付加給付制度があれば利用する
加入している健康保険組合によっては、付加給付制度により医療費の補てんを受けられます。
デュピクセント®を使用される鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の患者さんへ
https://www.support-allergy.com/crswnp/