診療案内
当院は耳鼻咽喉科全般の診療を行っておりますが、特に「めまい」「難聴」の診療に力を入れております。

めまい
当院は開設以来「めまいクリニック」と称して参りました。
その方針は今もまったく変わりありません。
めまいは年齢を問わず発症しますが、ご高齢の患者様にとって
めまい → 転倒 → 骨折 → 寝たきり → 認知症
といった、健康寿命を害する悪いシナリオの入口になりかねません。
放置せず、しっかりと病気のメカニズムを学び、一緒に改善していきましょう。
院長は日本めまい平衡医学会認定・めまい相談医です。

難聴
標準純音・語音聴力検査、インピーダンスオージオメトリーなどの検査をおこなっています。
毎週月曜日と金曜日の午前中には、認定補聴器専門店の当院担当者と一緒に補聴器外来をおこなっています。
難聴は耳鳴や認知症、フレイル(下記)と関係し、補聴器の装用がこれらの治療や予防に役立つことがわかってきました。
近藤真彦さんでお馴染み、60歳を過ぎたら耳鼻咽喉科で聴力検査を受けましょう。(マッチ聴力検査デビュー!)
院長は日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定・補聴器相談医です。
当院は「慶應義塾大学病院 聴覚センター」提携施設です。
慶應義塾大学 東京きこえネットワーク

X線写真、コーンビームCT
副鼻腔単純撮影、側頭骨ターゲットCTなどの検査が可能です。他の医療機関からの検査依頼にも対応しています。
当院では「患者様に負担の少ないCT装置」を導入しています。
コーンビームCT装置は、従来のCTと比べエックス線被爆が少なく、微細な病変をとらえる高解像度の画像が得られます。
単純レントゲン写真では不明瞭で、はっきり診断できなかった鼻や耳などの病気の診断に大変有用です。
撮影時間は約18秒で終了し、マルチスライスCTの1/7程度の低被ばく線量で撮影できます。

フレイル対策
めまい、難聴のみならず、嗅覚、嚥下など、耳鼻咽喉科はフレイルと深く関係しています。嗅覚や嚥下のリハビリテーション指導も行っております。
※フレイルとは、健康と要介護の中間の状態を指します
耳鼻咽喉科専門医・指導医、指定医による診療
当院は、めまい、難聴のほか、耳鼻咽喉科全般の診療を老若男女問わず行っております。
鼻、のどは電子内視鏡で精密検査が可能で、モニター画面で映像をお見せすることもできます。
副鼻腔は、X線写真、CTのどちらも撮影可能です。
アシテア、ミティキュア、シダキュアによる、スギ花粉・ダニアレルギーに対する舌下免疫療法を行っています。
上咽頭擦過法(Epipharyngeal Abrasive Therapy;EAT、Bスポット)、耳管処置(通気)も行っています。
若年発症型両側性感音難聴、遅発性内リンパ水腫、好酸球性副鼻腔炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、オスラー病など、耳鼻咽喉科領域の指定難病に対応しております。臨床調査個人票も作成いたします(院長は難病指定医です)。
「身体障害者手帳診断書・意見書」を作成いたします。院長は身体障害者福祉法第15条指定医(聴覚障害、平衡機能障害、音声・言語障害、そしゃく機能障害)です。